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zoom RSS 防災福祉とは

<<   作成日時 : 2008/03/26 01:14   >>

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 防災の世界では「防災福祉」が重要だという話を聞かれるようになったが、福祉の世界で「防災福祉」という言葉はまだあまり使われていないし、決まった定義はまだ出来ていない。
 しかし、私は「防災福祉」にソーシャルワークの原点を学ぶ。阪神・淡路大震災や新潟中越地震の時の地震発災後3日間の状況から戦時中に岡村重夫先生が大空襲で焼け野原になった大阪を見たときの気持ちを追体験することが出来る。
 地震発災後3日間は国は何も出来ない。電気・ガス・水道が止まり、介護保険制度のデイサービスもヘルパー活動も配食サービスも止まる。もちろん障害者サービスも同じである。そればかりか、消防車も救急車も来ない状況の中で、亡くなっていく人もいる。
 役所の人が助けに来てくれるのを待っていても誰も来ない、その時はその町の人たちの力で支え合って生活していかなければならない。
 岡村先生が焼けた大阪の町を見て、国の体制が悪かったとか、制度が悪かったとか、そんなことを考えていたとは想像できない。自分の目の前にある現実に向き合い、この町の人、一人一人の生活のことを真剣に考えたのだろうと思う。みんなが、自分が主体になって生活していかなければ生きていけない、食料も水も住むところも手に入らない、そんな状況がそこにはあったのだろうと思う。岡村先生が地域福祉にこだわっておられるのは、ごく自然にそうなったのだろうと感じる。一人では生きていけないのだから町の人どうしのつながりが重要だ、それも主体的に自分の責任で生活していくためのつながりだろう。
 地震のことを考えると、岡村先生が見ただろうと思う、一人一人が生活の主体者となってつながる地域福祉のイメージが目の前に広がって来るようだ。
 だから、「防災福祉」は個にこだわる。一人一人の生活支援にこだわる。
 だから、だから、やはりソーシャルワークなのだろうと思う。
 最近は福祉以外の分野では災害医療とか災害看護など災害を冠とする研究領域が充実してきている神戸の震災の時はPTSDが問題になり、臨床心理士の人達の活躍があった。福祉で働く人間として、しっかりしなくてはと思う。ソーシャルワーカーは何をしているんだという気持ちもある、もちろん自分も含めてだが。「防災福祉」はソーシャルワークだとすれば、震災が来る前の地域福祉が重要だ。災害福祉では遅いのだ。
 今やらなければならない。
 震災は必ず東京にやってくる。


日本災害復興学会 http://www.fukkou.net/column/index.html
災害看護 命を守る知識と技術の情報館 http://www.coe-cnas.jp/index.html

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